以前の記事で、私がブラック企業で働いていたことをお話しました。
うまく伝わってなかったかも知れませんが、そこそこ苦労しておりました。
しかし、そんな苦労も卒業(退職)に比べれば、全然です。
今回はブラック企業を卒業(退職)した際のお話です。
今、会社を退職しようと考えている方は、私のようにならないように。
無理だと感じたら退職代行を使いましょう。
【卒業までの流れ】
2002年10月 社内革命
↓
2002年11月 退職を決意
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2002年12月 上司に退職を告知
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待機(?)
↓
2003年 1月 社長と面談
↓
2003年 2月 退職届を送付
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2003年 2月 卒業
途中よくわからないワードが入っていると思いますが、時系列で説明して行きたいと思います。
当時を思い出すと本当に腹立たしいですが、できるだけ感情的にならず説明していきたいです。
社内革命
2002年10月、ベテラン社員が新会社を立ち上げて独立。その際に部下を引き連れて行きました。
ワンマン社長に反発した故の行動でした。
この時点で社員が50→24名に減り、不景気による契約解除も手伝って売上が大幅減しました。
2002年11月、リストラ決行。社員が24→12名に削減。ボーナスもカットです。なぜか私はリストラ対象外になりました。
退職を決意
ワンマン社長ではこの危機を乗り切れないと判断していた私は、退職の意思を固めました。
8年勤めた会社への未練はなくもありませんでしたが、同期もほとんど退職済みだったので、その点は気が楽でした。
上司に退職を告知
セオリー通り、直属の上司に退職を告知。
3ヶ月後の2003年3月で辞めると説明しました。
上司は驚いていましたが、「会社へ報告する」と言い、その場はお開きに。
待機
待てど暮らせど会社からの連絡がない。
上司を問い詰めると、「会社には言っていない」「正月すぎれば気持ちが変わると思った」などと言い放つ。
あまりにも自分勝手な言い分に怒りが湧いてきましたが、ここで怒っても事態は進展しません。
早く会社に言うようお願いしました。(1ヶ月を無駄に消費させられた)
社長と面談
上司が会社へ報告すると、社長が面談したいとのこと。
たぶん留意だろうと思った私は、渋々承諾しました。
当日、社長と面談すると開口一番「この話はなかったことにしよう」と言われ困惑。
一瞬何を言っているのかわかりませんでした。
要は、何の条件も出さずに一方的に都合の良いことを言い出した訳です。
呆れた私は、用意していた「退職届(願いではない)」をワンマン社長に突きつけました。
次の瞬間信じられない光景を目にしました。
社長は目をつぶり「そんな物は見えない」と言い出したのです。
小学生かよ!
これを見た瞬間、「この人と話し合いは無駄だ」と感じました。
50を過ぎたおっさんがやることではない。
そりゃ革命も起こるわ。
退職届を送付
社長面談の後、退職処理は一向に進まず。どうやら本当に「なかったこと」にする様です。
困り果てて労働基準監督署に相談したところ、「内容証明で退職届を郵送すれば退職できる」との回答をいただきました。
今思えば、労基がこんなこと言って大丈夫なのか?という気がしますが、もう時効でしょう。
ここまで来たら怖いものなしです。内容証明で退職届を送りました。
2003年2月末で退職し、それまでは年休消化する旨を記しました。(3月まで働く気はもう失せていました)
卒業
内容証明にビビったのか、程なくして会社から退職処理の連絡が来ました。
晴れて2003年2月で退職することができました。
最後に
普通の会社であれば上司に告知した時点で終了だと思いますが、ブラック企業では、退職も精神力・行動力が試されます。
今は退職代行があるので、こんな無駄なことをしなくても良いですよね。
ブラック企業からの退職を悩んでいる方は、代行を使ってさっさと辞めてしまいましょう。
私のようにはならないでください。
一応退職代行業者を紹介しておきます。ここでなくてもいいので、便利なシステムは上手く使ってストレスなく退職しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。