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世相を斬る「ルールは死んでも守るべき?」

ニュース


みなさま、お久しぶりです。
前回の更新からかなり間が空いてしまいました。

仕事が忙しかったとか、プライベートで色々あったとか言い訳はありますが、理由にはなりません。

本当に申し訳ありません。


少しづつ状況が良くなってきているので、ブログもできるだけ更新して行きます。


さて、今回はリハビリなので軽くニュースネタを扱います。
そして、私なりの意見を述べさせていただきます。

 

 

 

まずは、上記記事について概要を説明しますと
飲食店を展開するグローバルダイニングが自粛要請を守らず営業したことで5億円の純利益を出しました。

グローバルダイニングといえば、東京都に対して訴訟を起こしたことが記憶に新しいでしょう。


これを受けてコメント欄では
「まじめにやっている店がかわいそう」
「正直者が馬鹿を見る」
という意見が出ています。


これは非常に危険な考え方だなと思いました。

 

正直者が報われる世界なのか?


コメント欄で多く見られたのが「まじめ」「正直者」というワードです。
いかにも日本人らしい気がしますが、大前提がおかしくないですか?

「正直者は報われる」
「まじめにやれば誰かが見てくれる」

これらは一見正しいように思えますが、本当にそうでしょうか?
理想としては理解できますが、これまでの人生を振り返ってこんなことが起こってきましたか?

例えば入試。
まじめに勉強していれば、かならず志望校に合格できますか?(受験者全員がまじめなら全員合格?)
例えば会社。
まじめに働いていれば、昇給しますか?(全ての業務を”まじめ”にこなしていれば評価されますか?)


私の人生経験から言えば、「まじめ」「正直」な人より、「ずるく」「要領が良い」人の方が評価されているように思えます。
教科書に書いてあることは理想であり、現実は別のルールで動いていることがほとんどです。

 

座して死を待つで良いのか?


今回のグローバルダイニングの場合、自粛要請を守れば倒産は免れないため、どちらにしても従うことができませんでした。
また、黒字に転換しなくても同じなので、黒字は命題だったのです。

そういった背景を考えず、「ルールは守るべき」と考えるのは思考停止です。

コメントを書いた殆どの方はサラリーマンや学生と思われるので、自粛しても生活に大きな影響はないでしょう。
しかし、経営者から見れば倒産すれば自身の収入が絶たれるのは勿論、社員の生活も守れません。

サラリーマンにわかりやすく説明すると
「給料は出さないが、自宅待機しろ」といった感じです。
無収入の状態で、家賃やローン返済・生活費などの支出に耐えられますか?
この状態でも「ルールは守るべき」と言えるなら、その人を尊敬します。

 

暗黙ルールにも従う日本人

 

今回テーマに上げた「自粛要請」は公的なルールですが、世間には暗黙ルールも存在ます。

たとえば、
・会社員(公務員)になるべき(起業は危険)
・保険には入るべき
・貯金をすべき(投資は危険)
などです。

公的にルールとして決まっている訳ではありませんし、学校でも教えていません。
これらには明確な根拠がなく、従わない場合のデメリットもよくわかっていないのが現状です。

従う理由としては「みんながやっているから」が主でしょう。
他人と異なることを酷く恐れ、一緒であることに安心します。

たとえ正しくなかったとしても、「みんなで不幸になるから安心」という理屈です。


私はブログでいつも投資の必要性を訴えています。
それは、年功序列・終身雇用のなくなった世界でも満足な暮らしをしたいからです。

「みんな」と同じことをして、同じく貧乏になって行くのは満足ですか?
給料が上がらず、死ぬまで働く世界に満足があるとは思えません。

 

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