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60歳の4人に1人が 「貯金100万未満」

通帳


みなさん、老後のことは考えていますか?

ネットでこのような質問を見ました。
「私は、まもなく60歳の定年を迎えますが、貯金がほとんどありません。いったいどうすればいいのでしょう?」

定年を迎えるにあたって、お金の不安が出てきたのでしょうか?

参考になるデータとして、
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険(PGF生命)が、還暦を迎える人へのアンケート結果を公開しました。

今回は、このアンケート結果を使って、老後のお金について考察していきます。

 

 

4人に1人は貯金が「100万円未満」


最初のアンケート結果は、現在の貯蓄残高についてです。

貯蓄

出典:PGF生命


一番多い回答は、100万円未満でした。
2019年で見ると、割合は24%なので、4人に1人は100万円未満しか貯金がありません。
日本人は「貯蓄好き」という認識でしたので、意外な結果です。

しかし、全体の平均値を見ると2,956万円と、大きな金額になっています。
3000万以上が一定数いるので、平均値を引き上げています。

現役時代の貯蓄によって、格差が生まれているのがわかります。

 

働きたい年齢は「65~69歳」


貯金が少ない場合、働き続けるという選択しかなくなります。

次に、「何歳まで働いていたいか」というアンケート結果で一番多いのは「65~69歳」でした。

働きたい年齢

出典:PGF生命


事実上の定年である、65歳から5年程度は働く必要があると見ているようです。

70歳以上まで働きたいという人も24.2%も居るのは驚きです。
逼迫した資金事情が見えますね。

 

老後の不安は「収入の減少」


次に、「60歳以後の人生で不安に思うこと」というアンケート結果で、一番多いのは「収入の減少」でした。

不安

出典:PGF生命


60歳で定年を迎え、再雇用で「収入の減少」となるので、それが不安につながっています。
また、「身体能力の低下」「判断能力の低下」など自身の能力低下に対する不安も大きくなっています。
定年後も働き続けることへの不安から発生しているのが見て取れます。

 

対策は資産運用


60歳になってから慌てても「時既に遅し」です。
若いうちから対策していく必要があります。

金融庁は、老後資金は2000万円必要と言っています。
これは厚生年金の話ですので、国民年金は5000万円必要です。

低金利の貯蓄で対応するには、よほどの高給取りでなければ難しいでしょう。
一般の方は資産運用を行う必要があります。

年齢や立場によって取れるリスクが変わってくると思いますが、対策としては2つ考えられます。

①リスクはなるべく取りたくない

低リスクであれば、例えばインデックスファンドに投資しましょう。
個人的には、手数料が安い『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』を推しますが、絶対安全という訳ではありません。

GPIFのポートフォリオを参考に、債券などを織り交ぜて運用するのがおすすめです。
まずは、自分で納得のいくファンドを調べましょう。

②リスクを取って資産運用したい

まずは勉強しましょう。
無防備状態で市場に飛び込むのは危険です。

過去記事で書籍を紹介しているのでご参考に。 

本を読み終える頃には、何に投資すべきか見えてくると思います。
リスクを理解した上で投資しましょう。

 

将来に向けての対策は、早めに行うほと有効です。
「先のこと」と楽観せず、今すぐ行動しましょう。

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