シリーズ成長株の銘柄分析。
不労所得に必要な定期収入を得るため、気になる株式を分析していきます。
花王【4452】の財務を分析。そして今後の見通しを予想していきます。
※不労所得を得るのが目的の為、短期的な視点では分析していません
どんな企業？
花王グループでは、「化粧品」「スキンケア・ヘアケア」「ヒューマンヘルスケア」「ファブリック＆ホームケア」の4つの事業分野で、一般消費者に向けたコンシューマープロダクツ事業を、また「ケミカル」事業分野においては、産業界のニーズにきめ細かく対応した、ケミカル製品を幅広く展開しています。
花王は、連続増配30年の配当貴族です。
（グラフは2018年のものですが、2019年も増配しています）
現在の株価
理想的な右肩上がりです。 直近は8,647円。PERは28.34倍。
コロナの影響はほとんど受けていません。 株価はここ数年は安定しています。 これまでの動きを見ると、ナンピン買いは難しいでしょう。
売上高
グラフ上はデコボコですが、振り幅は大きくありません。
安定した売上を得ていますね。
営業利益
売上のデコボコに対して利益をしっかりと確保しています。
2017年で頭打ちになっている感があるのが、少し気になるところです。
ROE（株主資本利益率）の推移
2015年度はデータがなかったので割愛しています。
10%が合格ラインですが、合格です。
株主資本を有効活用できています。
EPS（１株利益）の推移
利益に連動した動きになっています。
さすが配当貴族ですね。
配当の推移
花王は30年連続増配の企業です。
利回りは高くありませんが、持ち続ければ実質利回りは大きく膨らみます。
配当性向の推移
大体40%程度で安定しています。
多少の利益減があっても増配は続けられそうです。
所感
配当貴族の筆頭だけあって安心して財務を見れますね。
花王であれば人にも勧められるくらいです。
ぜひポートフォリオに加えたい銘柄ですね。
今後もこの調子で行ってもらいたいです。
