国は「貯蓄から投資へ」というフレーズの元、資産運用による老後の資産形成を訴えています。
投資をギャンブルと考えている人もいるでしょうが、リスク管理をしている限り投資は資産を増やすのに有効な手段です。
老後2000万円問題もあり、資産運用の信憑性が増したのではないでしょうか。
この記事では資産運用について、今すぐ始めたほうが良い理由を解説していきます。
資産運用の必要性
なぜ貯金ではなく資産運用をすることが求めらるのでしょうか?
理由は大きく分けて3つあります。
・貯金では資産が増えない
・インフレリスクがある
・年金だけでは老後が不安
資産運用が必要な理由
貯金では資産が増えない
今は超低金利であり、貯金だけで資産を増すことはできません。
高度成長期には金利7%もあり、定期預金に預けているだけで10年で2倍になっていました。
その時代を知っている人から、「お金は銀行に預けた方がいい」と言われたことがあるかもしれません。
でも今、銀行に預けても雀の涙ほどしか利息はつきません。
お金を取り巻く環境は大きく変わっています。
今の時代に貯金だけをすることは最善とは言えないのです。
これからは積極的に金融商品に投資する必要があります。
インフレリスクがある
「今すぐお金が必要じゃないし、資産運用でリスク取りたくない」と考える人もいるかと思います。
しかし、貯金だけではインフレ(物価上昇)リスクに晒されることになります。
インフレリスクとは物価の上昇です。物価が上がれば、所持金の価値が下がります。
インフレリスクについては過去記事をご参考ください。 www.blogearly-retire.com
貯金をしているだけでもリスクがあるのです。
年金だけでは老後が不安
今、年金制度は1兆円の不足が生じており、破綻をする可能性もあります。
老後2000万円が発表されたこともあり、多くの人が老後に不安を抱えているのではないでしょうか。
資産運用をすることによって、老後の生活や人生のイベント費用(結婚・子育てetc)を少しでも改善することができます。
老後になってから始めたのでは大きなリスクが取れないばかりか、運用に失敗すれば詰んでしまいます。
今は「人生100年時代」とも呼ばれ、寿命が延びることで老後の生活費がこれまでよりも増えていく可能性が高いです。
そのためにも年金だけではなく資産運用によって資産を増やしていくことが求められるようになります。
始めるなら早めに
投資は複利の力で大きく資金を成長させる事ができます。
複利は時間が長いほど有利に働きます。10年より20年、20年より30年の方がより資金を増やせます。
なので、投資を決意したらできるだけ早く始めてください。
きっと、あなたの老後を豊かにしてくれるでしょう。