シリーズ成長株の銘柄分析。
不労所得に必要な定期収入を得るため、気になる株式を分析していきます。
KDDI【9433】の財務を分析。そして今後の見通しを予想していきます。
※不労所得を得るのが目的の為、短期的な視点では分析していません
どんな企業?
KDDIグループは2020年3月期より、「パーソナル」「ビジネス」の2つのセグメントに構成を変更し、事業を展開しています。
[パーソナルセグメント]
個人向けの通信サービス (au・MVNO携帯電話、FTTH、CATV) 及びエネルギー・教育サービス等の提供
モバイルでは、主力の「au」ブランドのサービスと、連結子会社のUQコミュニケーションズ株式会社などが提供するMVNOサービス、固定通信では、「auひかり」ブランドのFTTHサービス、CATVサービスなどを展開しています。また、通信以外のサービスとして、auショップを活用した物販サービス「au PAY マーケット」や、「auでんき」などのエネルギーサービス、「イーオン」ブランドで展開する教育サービスなどを提供しています。[ビジネスセグメント]
企業向けの通信サービス及びICTソリューション・データセンターサービス等の提供
大企業から中小企業まで幅広い法人のお客さまを対象に、スマートフォン・タブレットなどのモバイルサービスや、ネットワーク・アプリケーション・クラウド型サービスなどの多様なソリューションサービスを提供するほか、あらゆるモノとインターネットがつながるIoT分野においても、さまざまな取り組みを進めています。
主力はパーソナル事業で、「au」ブランドの通信インフラサービスです。 売上の7割がパーソナル事業で占めています。
現在の株価
コロナショックの影響はほとんど受けていません。
直近は3,181円。
PER 11.19倍。割高ではありませんね。
テレワーク需要を考えるともう少し株価は上がっても良いとは思います。
ここ数年横ばいなのは少し気になります。
売上高
毎年売上を伸ばしています。 ビジネスモデルがしっかりしている証です。
2021年1Q決算でも売上は落ちていないので、堅牢なビジネスモデルです。
営業利益
売上に比例して利益もしっかりと伸ばしています。
いいですね。
ROE(株主資本利益率)の推移
10%が合格ラインですが、合格です。
日本企業の中ではトップクラスでしょう。
EPS(1株利益)の推移
利益に連動した動きになっています。
EPSが伸びているのは増配に繋がります。
すばらしい。
配当の推移
18期連続増配中で、来期も増配予定です。
インカムゲインを狙う者としては嬉しいですね。
EPSの成長を見ると、今後も期待できます。
配当性向の推移
少しづつ上昇していますが、まだ40%台なので余裕があります。
EPSが伸びていることを考えると安心できます。
所感
高配当かつ連続増配銘柄です。
コロナの影響もあまり受けず、EPSの伸びも素晴らしく、今後の増配も十分期待できます。
データは載せていませんが、自己資本比率も高く、経営基盤は盤石と言えます。
ぜひ買いたい銘柄です。