アーリーリタリアをするには生活レベルを下げる必要があります。
これには理由があります。
英国の歴史学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱する『パーキンソンの法則』に以下のようなものがあります。
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
要約すると、「人はお金を、あればあるだけ費やしてしまう」ということです。身に覚えはありませんか?
年収が上がったとしても生活レベルも上がり、ちっともお金が貯まらない。しかも一回上がった生活レベルは、年収が下がっても変えられません。
リタイアしても、不労所得をすべて使い切るような生活をしていては、突発的な出費が出た際に詰んでしまいます。そこで生活レベルの見直し、すなわち節約をする必要があります。
何を節約するか
具体的に節約すべき項目を示します。
固定費の見直し
通信費
スマホの毎月の料金、1万円近くいっていませんか?
そんなの時は格安SIMで下げましょう。通話付きプランでも2000円以内に収まります。
話放題でも4000円以内に収まるでしょいう。およそ半額以下に抑えられます。
光熱費
電気・ガスを既存の電力・ガス会社と契約していませんか?
電力自由化で様々な業種が参入しており、顧客の奪い合いが起きています。
もちろん料金も安く提供されているので、まずは比較サイトで料金を見てみましょう。
サブスク
スポーツジムや新聞・雑誌。またはAmazon Prime・Netflixなど、使わないサービスをそのままにしていませんか?
毎月の費用は小さくても年単位で見ると、意外と大きい出費です。
使っていないものは思い切って解約しましょう。使いたくなれば再契約できます。
浪費の削減
必要なものを買う
自分へのご褒美として、欲しい物を買っていませんか?
それは本当に必要なものなのでしょうか。買う前に少し時間を置いてみませんか?
私はAmazonの「欲しい物リスト」に二週間ほど置いて、それでも欲しければ買うことにしています。衝動的に買って後悔することが多かったからです。
コスパを考える
ものを買う際は購入金額に対するリターンを考えましょう。
食洗機などは高価ですが、時間を節約できます。ロボット掃除機などもそうです。
購入の際は、金額ではなくコスパを意識しましょう。
使っていい金額を決める
完全に浪費を抑えるのは人間には難しいこともわかっています。
なので、使って良い金額を固定しましょう。お小遣い制と考えてはどうですか?
ただし、収入が上がったからといって、いたずらに上げてはいけません。
まとめ
まずは固定費を見直し、出費は必要なものに限る。
抑えられない浪費は、金額を固定して一定以上に使わないようにする。
経済的事由を勝ち取るには、支出を抑えることが重要です。