シリーズ成長株の銘柄分析。
不労所得に必要な定期収入を得るため、気になる株式を分析していきます。
ロート製薬【4527】の財務を分析。そして今後の見通しを予想していきます。
※不労所得を得るのが目的の為、短期的な視点では分析していません
銘柄分析
どんな企業?
ロート製薬と聞いて思い浮かぶのは目薬、または胃腸薬でしょう。 しかし、それはほんの一部にすぎません。 ロート製薬は、以下の4つの事業を展開しています。
(公式HPより)
■ヘルス&ビューティ事業
1899年に胃腸薬「胃活」を発売以来、一般用医薬品、化粧品などを通じて お客様の健康と美を支えてきました。 胃腸薬、目薬、皮膚用薬に加え、1980年代後半からはスキンケア領域にも注力。 効果のある機能性化粧品づくりに医薬品メーカーとしての視点を生かし、 今や売上の6割を超える軸に成長させました。 これからも長年培ってきた研究開発力をバックボーンに、 グローバル品質の製品を国内工場で生産。
■食事業
薬は病や怪我を治し、人を癒しますが、 「本当の健康は薬が必要でなくなることではないだろうか?」と 私たちは考えます。「薬に頼らない製薬会社」を目指し、 日々の健康をつくる源である「食」にも挑戦。 日本各地で循環型農業や有機栽培に取り組むとともに、 薬膳・栄養学の考えを生かしたレストラン「旬穀旬菜」の運営、 旬の果実を使ったフローズンフルーツバー「PALETAS」の販売など、 製薬会社の枠を超え、「食」からはじまる真の健康に挑戦しています。
■再生医療事業
療法がないと諦めていた病気を、治せる病気に変えていく。 大きな可能性を秘めた最先端の技術「再生医療」に、2011年から挑戦しています。 長年にわたり、様々な分野で研究開発を重ねてきたロート製薬の強み 「細胞を扱う技術」と「無菌製剤技術」を活用。 「幹細胞」を用いた医薬品分野のトップランナーを目指し、 国内外の研究機関と共同研究を行い、技術開発を進めています。 その成果や知見の一部をアイケア、スキンケアにも応用し、 より多くの人々の健康と美しさに貢献していきます。
■グローバル事業
米国、中国、ベトナムをはじめとする世界の各エリアに現地法人を置き、 世界110か国以上で事業を推進しています。 国ごとに異なる環境や文化、嗜好を理解し、 その国の人々から本当に必要とされる製品を開発。 海外や日本の生産拠点とあわせて、高品質の製品を各国で展開しています。 インド、南米、アフリカなど、日本のビジネス戦略が通用しない新興国でも、 現地の方々と共に一からスタートし、その国のために活動をしています。 今後も世界各国で人々の健康と美をサポートし、社会に貢献していきます。
また近年では、自社キャラクターをYoutubeに露出させ、若者へのアピールもしています。
製薬会社はお堅いイメージでしたが、ここは大阪企業の柔軟さなのでしょうか?
現在の株価
コロナショックの影響を受けていましたが、現在は持ち直しています。
直近は3,375円。
長期的に見れば上昇していますが、ここ数年は伸びていません。
PERは27.50倍。かなり割高です。
売上高
売上は安定して確保できています。
ただし、2020年度は 外出自粛とインバウンド需要の急減で、大幅減収見込みです。
営業利益
近年は利益が上昇しています。
2020年度はコロナの影響で減益見込みのため、今後の動向を注目です。
ROE(株主資本利益率)の推移
10%が合格ラインですが、不合格です。
2019年は10%を超えていますが、特別利益(EPS項目を参照)の恩恵なので、参考にしていません。
EPS(1株利益)の推移
凸凹で安定しませんね。
2019年度は固定資産と有価証券の売却によって「特別利益」が増えており純利益が加算されてます。
それによってEPSが増加しているので、2019年のEPSは例外と考えた方が良いでしょう。
配当の推移
16期連続増配中です。17期も増配見込みです。
2020年度はコロナの影響で減収減益見込みですが、配当性向から見て、増配は可能でしょう。
配当性向の推移
20~30%なので、まだまだ増配の余地はあります。
当面は減配の可能性はなさそうです。 インカムゲイン狙の方は安心できますね。
所感
連続増配銘柄ですが、配当利回りが0.87%しかなく、また増配も1円刻みであるため、不労所得として考えるには心許ないです。
業種的にも景気やインバウンドの影響を受けやすく、これからの業績には不安があります。
私は、この銘柄は買えませんね。