今回はおふざけ企画です。
2~6月にかけて、新型コロナウイルスの影響で株式市場では乱高下が起こっていました。
悪い噂が出るたびに急落し、その反動で急回復したりと、おおよそ通常時の相場とはかけ離れた動きをしてきました。
しかし、そんな中で証券口座の新規開設数が急増しているそうです。
なぜなのか?正解は誰にもわからないでしょうが、私なりの考察をしてみました。
(あくまで私の考えであり、本当の事は誰にもわかりません。)
証券口座が急増したのは楽天証券とSBI証券
今回のコロナ騒動で口座数を伸ばしたのは、楽天証券とSBI証券です。
ネット証券の両巨塔なので、選択としては無難な気がしますね。
参考として楽天証券の3月の新規口座開設数は、16万4011口座です。
これは歴代業界最多だそうです。
楽天証券は、2月にも10万5940口座開設として、この時も歴代業界最多と謳っていたので、2ヶ月連続で最多を更新したことになります。
おそらく営業など行ってないでしょうから、証券口座の急増は青天の霹靂といったところでしょうね。
楽天証券では、この急増原因として「老後資金への興味関心」「大きな相場変動の影響」としています。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/company/newsrelease/pdf/press20200403.pdf
証券会社の視点ではそうなのでしょうが、一般人から見れば、急激なマネーリテラシーの向上には疑問がありますね。
増えたのはつみたてNISAのみ
2020年3月時点での積立設定数を見てみます。
私は当初、急落した相場で安い株を買うために証券口座を開設したのかと思いましたが、興味は「つみたてNISA」にあったようです。
グラフを見ると2020年は「つみたてNISA」だけが伸びているのがわかります。
つみたてNISAは長期間かけて資産を築いていくものなので、暴落相場はあまり影響がないと思われます。だとすると新型コロナウイルスで下がった株を買いに来た訳ではなさそうです。
20代と30代が伸びている
別のグラフでは
20代と30代の口座開設が増えているのがわかります。
20~30代が「つみたてNISA」を始めたことになります。
しかし、この年代の方々が急に「老後の心配を始めた」というのは、ちょっと考え難いかなと。
コロナの影響で老後の心配をするのは、飛躍し過ぎな気がします。
考察
わかっていることをまとめると
・2~3月に新規口座開設が増えた
・20~30代が多く口座開設している
・増えた口座は大半が「つみたてNISA」
となります。
普段忙しい20~30代の会社員が、2~3月の自宅勤務で時間が出来て、将来について考え、資産形成をしようと思った? う~ん。
もうすこしぶっちゃけると、『暇だから投資でもしてみるか』と思ったのでは?
つみたてNISAなのは「個別株は下がるのが怖いから」という理由な気がします。
あくまで、私の勝手な考察です。
まあ、切っ掛けは何でも良いですが、コロナが明けても投資は続けてもらいたいものです。
途中でやめたら「つみたて」の意味がありませんから。
投資を始めるなら、まずは少額から投資できるSBI証券をおすすめします。