このブログをご覧の方は、多くがサラリーマンだと思います。
毎日会社で仕事をしていく中で、"やっかいな人”はいませんか?
なぜか会議であなたの意見を否定して来る人。仕事を押し付けてくる人。
悪く言えば「攻撃」してくる人です。
会社生活を送る上で、この人に出会ってしまうと、とてもストレスが貯まります。
もちろん、家庭でも同じタイプの人は居ます。
こういう人はリタイアまでの道には、いて欲しくないですね。
今回、紹介する書籍
攻撃がなくなる本
著者プロフィール
作者はJoeさん。
自身が諍いの耐えない両親の元で育った経験を活かしモラルハラスメント「Joeメソッド」を開発し、以降モラハラ対策カウンセラーとして、多くの被害者に対してカウンセリングや講演活動を行っています。
そして「Joeメソッド」が惜しげもなく、この書籍に詰め込まれています。
作者はHPも運営されており、ここでも情報を発信されています。
離れられない『モラハラ』『身近な人からの攻撃』対処の超裏技!
こんな人におすすめ
読んでほしいのは
・職場に苦手な人がいる
・配偶者と居ると息が詰まる
一例ですが、こんな人たちです。
嫌な人から離れられればベストですが、そう簡単にはいかないのが実情。
ならば、ストレスを下げていきましょう。
まずはこの本で、マインドを身につけましょう。
キーワード
この本から、重要なキーワードを紹介します。
①「悪人」になる
②相手に無関心になる
③境界線を引く
ネタバレにならない程度に解説していきます。
「悪人」になる
このワードは本書で最初から最後まで出てくる大事なキーワードです。
あなたを攻撃する人は、あなたのことを「弱い」または「有害」と見ています。
そのような人に対して「わかってもらおうとする」のではなく「相手にとって、弱くも有害でもない」と見えるように持っていく必要があります。
これがJoeメソッドですが、実行していく「悪人」の心を持って罪悪感をなくしていく必要があります。
ただし、悪人になると言っても、相手に攻撃を加えたり、嫌がらせをする訳ではありません。
目的はあくまで「平和」になることです。
どちらかが、勝ったり負けたりすることは平和には繋がりません。
相手に無関心になる
あなたが攻撃を受けるとき、相手に対してこういう期待をしていませんか?
・上司は愛情を持って部下を指導するものだ
・夫(妻)なら、もっと私に優しくするべきだ
・友人同士は気遣い合うものだ
ただの人間が、あなたと関係を持った途端に、大きな期待を持ってしまいます。
ここで作者が、良い例えを出しています。
鳴かぬなら、それはそういうホトトギス
あなたがどれだけ期待しようと、毎日のように攻撃を受けているのであれば、相手は変わらないでしょう。
相手を変えるのではなく「Joeメソッド」で状況を変えて行かなければなりません。
※Joeメソッドの詳細はここでは書けないので、本で確認してください
境界線を引く
攻撃を受ける相手というのは、会社や家庭に居ます。
つまり多くの時間を一緒に過ごさなければなりません。
そこで可能な限り接点を減らして、攻撃される機会を減らします。
会社であれば、上司と出勤退社時間をずらす。
家庭であれば、別の部屋にいる時間を増やす。
などです。
相手からすると「攻撃したくても目の前に居ない」という時間を増やしていくのです。
まとめ
どんな場所にも「やっかいな人」は必ず居ます。
大事なのは相手を変えようとしないで、状況を変えることです。
アーリーリタイアを目指す我々は、職場で疲弊している時間はありません。
働く目的は資産への資金づくりです。できるだけストレスなく資金を貯めたいですね。
もし、あなたの身近に「やっかいな人」が居るなら、この書籍でマインドを変えてください。