ウォーレン・バフェットをご存知ですか?
このブログでは度々登場しますが、「投資の神様」と呼ばれる、偉大な投資家です。
私の最も尊敬する人物でもあります。
バフェットの名言で、次のようなものがあります。
(バフェットの紹介はまたの機会に)
Never ask a barber if you need a haircut.
(髪を切ることが必要なのかを床屋に聞いてはダメだ。)
– Warren Edward Buffett
/ウォーレン・バフェット(1930~)
投資は専門家に相談してはいけない
髪を切ることが必要か床屋に聞いてはいけない。
つまり、床屋に聞いたら「髪を切った方が良い」と言うに決まっています。
なぜなら、髪を切った方が床屋の利益になるからです。
だから、髪を切るかを決めるには、自分で決めるか、利害関係のない第三者に聞くべきです。
相談する相手を間違ってはいけない、というアドバイスです。
相手の利益が優先される
投資や保険でよく見るのが『無料相談窓口』。
初心者には有益そうな気がします。なにしろ、プロが無料で相談に乗ってくれるんですからね。
でも、よく考えてください。
プロはスキルが売り物です。そのスキルは資格や経験から出来ています。
つまり時間をかけて育てたものです。
それをタダで貴方に提供しますか?おかしいですよね?
彼らは、貴方に金融商品を契約させることで手数料を得ています。
つまり目的は『手数料の高い金融商品を売る』ことで、「貴方の困りごとを解決する」ことではありません。
もし相談するのであれば、有料相談にしてください。
情報には対価が必要です。
結局は自分で決める
誰かに相談したとしても、決めるのは自分。
大切なお金の運用を、他人に決めさせて良いのですか?
決めるには情報が必要です。
何も選択肢がない所から決めることは出来ません。
仕事でも同じだと思いますが、相談する前に事前調査をしているはず。
大切なお金、ある意味で仕事より重要です。
投資だけプロに丸投げはおかしいでしょう。