シリーズ成長株の銘柄分析。
不労所得に必要な定期収入を得るため、気になる株式を分析していきます。
今回は東京センチュリー【8439】の財務を分析。そして今後の見通しを予想していきます。
※不労所得を得るのが目的の為、短期的な視点では分析していません
銘柄分析
どんな企業?
大手総合リース会社。伊藤忠商事の持分法適用会社。旧第一勧銀グループの一員。
2016年10月1日付けで、旧社名「東京センチュリーリース」から現在の社名に変更された。 コーポレートスローガンは、「その挑戦に、力を。」 東京センチュリーは、業界トップクラスの金融・サービス企業です。
強みとする情報関連機器をはじめとした国内リース事業分野、法人・個人向けオートリースにレンタカーを加えた業界屈指の国内オート事業分野、また船舶、航空機、環境・エネルギー、不動産などのスペシャルティ事業分野、さらに欧米をはじめ、東アジアからアセアンなど業界有数の海外ネットワークをもつ国際事業分野と、広範な事業を展開しています。
現在の株価
今年は大きく株価を伸ばしています。
直近は8,490円。
PERは、23.03倍。かなり割高です。
2020年初頭はコロナの影響を受けたようですが、しっかりと戻してきています。 経営の力強さを感じます。
売上高
きっちりと毎年売上を伸ばしています。
いいですね。
営業利益
利益が右肩上がりです。
昨今お目にかかれなくらいのキレイな上がり方です。
ROE(株主資本利益率)の推移
10%が合格ラインですが、及第点です。
株主資本を有効活用できています。
良いですね。
EPS(1株利益)の推移
しっかりとEPSが増加していますね。素晴らしい。
配当の推移
16年連続増配です。
会社予想では、17年目は据え置き予定になっています。
残念。
配当性向の推移
連続増配で、低配当性向。
もう言うことないですね。 ホントに素晴らしい!
所感
連続増配株ですが、2021年3月期の予想では、配当据え置きです。
JTのように無い袖を降るのは問題ですが、配当性向の低さから考えて増配は可能なはず。
コロナショックで大きな影響を受けていない割には弱気な対応が気になります。
またPERが割高なのもあり、当面は手を出しにくい銘柄です。
他に良い株はいっぱいあります。次行きましょう!