突然ですが、宝くじ買ってますか?
私も若い頃は買ってました。買うだけで夢を見れる、まさにドリームジャンボ!
宝くじは「貧乏人の税金」と言われます。
それはなぜか、買うのが貧乏人だからです。
じゃあ、なぜ金持ちは買わないのか? それにはちゃんとした理由があります。
今回は金持ちが宝くじを買わない理由を考えてみましょう。
当選確率が低すぎる
当選確率は、なんと1/1000万。
これは気が遠くなりますね。交通事故に遭う確率より低く、買ってもほとんどがムダになることがわかります。
「買わないと当たらない」と言う人もいるでしょうが、買ってもまず当たりません。
高リスク商品に投資するのと同じです。
胴元が儲かる仕組みである
宝くじの還元率は約47%。競馬やパチンコなどと比較しても格段に低く、リターンが期待できません。
これほど不利な商品を買う理由が見当たりません。
宝くじの収益金は地方自治体に向かう構造になっています。
もし貴方が地方自治体に献金することに喜びを感じるのであれば、悪いことでありません。
天下り法人の肥やしになっても良いのであればですが。
生産性がない
宝くじを買いにいく時間、当たると評判の売り場に並ぶ時間、当たり番号をチェックする時間を考えたとき、一体どういう生産性があるでしょうか。
これらは当たらないと回収ができない費用になります。
金持ちは、回収の見込みがない費用は使いません。それは費用ではなく浪費だからです。
もっと確実な手段がある
「宝くじは夢を買う」と言われることもあります。
しかしこれは、宝くじでしか夢を見ることができないという、お金を稼げない人の典型的な発想です。
夢とは本来、才能と努力で叶えるものであって、天から降ってくるのを待つという行為ではないはずです。
「楽して儲けたい」という発想を否定しませんが、労力ゼロは行き過ぎです。
サラリーマン生活の疲れから、そんな発想になるのかも知れませんね。
金持ちは、自らの行動でお金持ちになります。運頼みではなく、仕事・起業・投資など、実現可能な手段でつかみとるのです。
当たっても金持ちになれない
最後に残酷なことを言います。
それは、宝くじに当たっても金持ちになれないということです。
お金の使い方を知らないまま大金を掴むと、散財して貧乏になります。
おそらく殆どの方は、宝くじに当たったら以下のようなことをしようと思っていませんか?
・家を買う
・高級車を買う
・高級時計やブランド品を買う
・親(兄弟)にあげる
この使い方を考えている方は、貧乏へ一直線です。
全て消費に回って、未来への投資がないからです。親(兄弟)以外はすべて負債であり、購入後もお金を奪うものです。
また生活レベルも上がることが予想されるので、数年で全部のお金を消費してしまうでしょう。
大金を渡した親(兄弟)にも同じことが言えます。
まとめ
宝くじを買ってもお金持ちになれない理由は納得頂けたでしょうか?
もちろん、宝くじをうのは本人の自由ですから、他人のお金の使い道に干渉するつもりはありません。
ただ当ブログでは「不労所得で生活する」ことを目指しているので、見て頂いている方も少なからずマネーリテラシーの在る方だと思います。
その観点で言えば、宝くじで一攫千金を得ることは非現実的であり、投資をした方が遥かに効率的であることを理解頂きたいのです。