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バフェットが日本の総合商社を買っていた

バフェット

バフェットに踊らされる日本経済


先日、紙面を騒がせたのが、『バフェットが日本の総合商社の株式を購入していた』というものでした。

バフェット氏の投資会社、日本の5大商社株を5%超取得 (写真=ロイター) :日本経済新聞

 

実際、このニュースが出た後の商社株は軒並み上昇しております。

株価

果たして、この「買い」に根拠はあるのでしょうか?

 

指標を見ると、PBR1倍割れなど、たしかに魅力的な銘柄ではあります。

指標

 

総合商社はバフェット銘柄なのか?

 

私はバフェット氏を尊敬しており、銘柄選定では大いに参考にさせて頂いております。

しかし、今回の総合商社の株式購入には違和感があります。
これまでのバフェット氏の投資方針に沿ってないように思えるからです。

 

バフェットが銘柄を選定するにあたり、いくつかの有名な指標があります。

私は、その中でも以下の3つを重要視しています。

①消費者独占力をもつ

②1株あたり利益(EPS)が力強い増加傾向にある

③株主資本利益率(ROE)が十分高いか

 

今回の総合商社がこれらに適合しているか、見ていきましょう。

 

①消費者独占力をもつ

事業内容


総合商社は、石油・鉱石からコンビニまであらゆる業種に手を伸ばしています。
分散投資されているとも言えますが、相互補完関係にはありません。

特に消費者独占力と言えるものはなく、景気が後退すれば軒並み赤字を出す可能性もあります。

 

②1株あたり利益(EPS)が力強い増加傾向にある

EPS


伊藤忠と丸紅は、EPSが増加傾向にあります。
他の3社は増加傾向にはなく、優位性が見られません。

将来的な利益の見通しが立っていません。
バフェットは「日本の将来に投資する」と言っていますが、このEPSから将来性は見えません。

 

③株主資本利益率(ROE)が十分高いか

ROE


株主資本利益率(ROE)も、他の日本企業に比べて、別段に高いわけではありません。
伊藤忠は安定したROEですが、他を見ると、株主資本を有効利用しているとは言い難いです。
米株であれば、40%台がゴロゴロしている中で、10%程度の商社株に手を出す理由は希薄です。

 

バフェットの狙いは?


結局のところ、数字を見ていってもバフェットの狙いはわかりませんでした。
総合商社は、古い企業ばかりで、それこそ日本を牛耳っている印象はありますが、そこに期待した訳ではないでしょう。

これからもバフェットの動向を注意深く見守って、謎を解き明かしたいと思います。
私は、「バフェットが買ったから」という曖昧な理由で買い走ることはありません。

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