シリーズ成長株の銘柄分析。
不労所得に必要な定期収入を得るため、気になる株式を分析していきます。
今回はTOBで話題の島忠【8184】の財務を分析。そして今後の見通しを予想していきます。
※不労所得を得るのが目的の為、短期的な視点では分析していません
銘柄分析
どんな企業?
言わずと知れたホームセンターの大手。業界8番目の売上です。
主に関東に展開されているため、全国で見ると知名度は高くありません。
島忠では、日用品だけでなく家具も取り揃えており、この二つを組み合わせることでお客の日々のライフスタイルに寄り添い、地域に根差した生活総合センターとして、暮らしに役立つ高い利便性を提供しています。
関東圏では知らない人はいないでしょう。ホームセンターの定番です。
現在の株価
コロナショックの影響は少なかったようです。
直近は5,620円。
ニトリが設定したTOB価格5,500円を超えています。 ホルダーの皆様、おめでとうございます♫
ここ数年は株価が乱高下しています。悪い意味で安定していますね。
売上高
近年は減少傾向です。
2020年はコロナの影響で巣ごもり需要が増えた影響で売上は伸びていますが、来年以降も続くとは思えません。
営業利益
売上と同様に近年は減少傾向です。
2020年度は少し持ち直していますが、売上に対して伸びが少ないですね。
ROE(株主資本利益率)の推移
10%が合格ラインですが、不合格です。
ちょっと低すぎますね。
EPS(1株利益)の推移
2019年に少し持ち直して来ています。
EPSに関しては好感が持てます。
配当の推移
ここ数年、伸びがありません。
2020年は、DCMホールディングスのTOBに伴い下期配当を見送っています。
それがなければ増配だったかも知れません。
配当性向の推移
バラバラですね。 配当性向の方針はなさそうです。
2018年以外は高くもなく低くもなく、普通といった感じです。
所感
DCMやニトリは魅力を感じているようですが、投資家目線では違います。
売上の不安定さ、ROEの低さ、増配のなさを見ると、とても投資はできません。
TOBで親会社がどこに決まろうと、私には無縁ですね。