シリーズ成長株の銘柄分析。
不労所得に必要な定期収入を得るため、気になる株式を分析していきます。
プラネット【2391】の財務を分析。そして今後の見通しを予想していきます。
※不労所得を得るのが目的の為、短期的な視点では分析していません
どんな企業?
メーカー、卸売業、資材サプライヤーとの商取引の基幹となる受発注、出荷、請求・支払などの EDI(データ交換)を提供しています。
“EDI”とはElectronic Data Interchange=電子データ交換という意味で、各企業がコンピュータを通じデータをやりとりすることです。
精度の高いデータを多くのお取引先と効率よく交換する際に は、“標準化”されたやりとりが必要になってきます。
プラネットではこの標準化を軸に、企業間の確実なデータ交換を実現しています。
連続増配18年を実施中。
現在の株価
コロナショックの影響で大きく落ちています。 直近は1,791円。
コロナの影響をモロに受けた銘柄ですね。 ここ数年は株価が低下しています。
直近では少し持ち直していますが、心配ですね。
PERは21.91倍。かなりの割高です。
売上高
売上は安定して伸びています。
さすが連続増配銘柄ですね。
営業利益
利益は安定しています。
できれば年々増加してほしいところですが、2017年はシステム刷新で利益を減らしています。
システム会社は定期的な入れ替えが発生するのがリスクですね。
最新決算では、2020年は微減しています。 「Web発注リニューアルに伴う売上原価の増加」が原因とのこと。
ROE(株主資本利益率)の推移
10%が合格ラインですが、及第点です。
株主資本を有効活用できています。
日本企業としては、優良と言えるでしょう。
EPS(1株利益)の推移
一株益もしっかり確保できています。
振れ幅としては大きくはないです。
配当の推移
18期間連続増配です。
配当性向に余裕があるため、少なくとも増配はありえないでしょう。
配当性向の推移
50%前後で推移ししています。
業務形態を考えると、数年ごとの設備投資や研究開発に利益を回すことはあれど、頻度は低そうなので、大きな問題はないでしょう。
所感
連続増配の銘柄ですが、配当利回りが2.85 %しかなく、増配も1円刻みです。
不労所得としては見込めませんね。
もっと不労所得向きの銘柄はあります。 私は買えませんね。