今回は先日に続いて、有名人の格言です。
古代ローマの軍人「ガイウス・ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)」が残した格言として、
人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。
多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない
というのがあります。
「人は見たいと思うものしか見ない」という意味です。
投資に例えると、
「自分の都合の良い情報だけを受け取る」
ということです。
人は見たいと思うものしか見ない
見たい情報とは、自分の持っている株、またはこれから買おうとしている株についてのニュース。
その中で、自分に都合の良い情報のことです。
具体的には以下のようなものです。
・悪材料を出し切った
・来週には回復する
・来季は配当維持
見に覚えはありませんか?(私はいっぱいあります)
自分にとって都合の良い部分だけを切り出して、好材料とすることです。
好材料と一緒に悪材料もあるはずですが、なぜかそちらは目に入りません。
物事は客観性が大事
何事においても、主観が入ると公正な判断ができません。
投資においては、良いこと・悪いこと両方を知った上で判断する必要があります。
希望的観測などは好材料とは言えず、ほとんどの場合では真実ですらありません。
投資は冷静になったものが勝つ
前々回にしたゲームの話もそうでしたが、感情的になって勝てる勝負は少ないです。
冷静に状況を見つめて判断できる人が最後に勝ちます。
あなたの大事なお金を投資している訳ですから、落ち着いてすべての情報に目を通してください。
もちろん、情報の正確性も無視してはいけません。
世の中にはフェイク・ニュースが溢れています。