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株式投資には「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」がある 【不労所得はインカムゲイン】

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株式投資で得られる儲け(利益)には2つの種類があります。
それが「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」です。
どちらの利益を狙うかによって、投資方法がまったく違ってきますので、それぞれの特徴とメリデメを理解した上で、自分の目的に合った株式を選ぶ必要があります。

 

短期的な儲けを狙うか、長期的な収入を狙うかでやるべきことも変わってきます
今回は、「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」について見ていきましょう。

 

キャピタルゲイン

 

キャピタルゲインは、「株式の売買によって得られる利益」のことで、「株で儲けた」と聞けば多くの人がこれをイメージするでしょう。
マスコミで取り上げられるのも、大体この方式です
購入したときよりも売却するときのほうが株価が高ければ、その差額が利益になります。これがキャピタルゲインです。

株価が安い時点で購入し、値上がりした時点で売却すれば、利益を確定することができます。
株価の値上がりによって大きな値幅で利益を狙うことができる点が、最大の特徴です。
逆に、株価が値下がりすれば、購入時よりも安く売却しなければならず、その場合に出た損失のことを「キャピタルロス」と言います。
この損失をもって「ギャンブル」と捉える人が多いのですが、実際はロスカットなど自分の最良でコントロールできるので、ギャンブルとは性質が大きく異なります。

 

インカムゲイン


インカムゲインは、「株式を保有することで得られる配当」による利益のことです。
株主優待も利益とは考えられますが、おまけ程度のものなので、ここでは除外します。

株式を保有するだけで収入(=インカム)を得られますので、これぞ「不労所得」と言えます。

インカムゲインである「配当」は、企業が稼いだ利益の中から、株主に対して還元するお金のことです。
配当を出すか出さないか、どのくらいの配当を出すかなどは、企業の経営方針で決まり株主総会で決議されます。
たとえ利益があっても、そのお金を設備投資などに回して配当はしない企業もあります
パークシャーハザウェイなどがそうです。アップルやマイクロソフトも以前は無配当でしたが、現在は配当を出しています。

また利益がなくても配当金を支払う企業もあります。これらは「タコ足配当」と呼ばれるもので、内部留保が減少していくため危険です。

 


さて、「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」それぞれの特徴を確認できたところで、実際に株式投資する上でのメリデメを見ていきましょう。

 

キャピタルゲインのメリット・デメリット


キャピタルゲイン狙いの投資家は、配当よりも株価の値上がりを重視します。
キャピタルゲインを狙う投資家にとっては、配当は「おまけ程度」なのかもしれません。

キャピタルゲイン狙いの投資は、インカムゲイン狙いの投資に比べて短期的に収益が見込めます

ユニクロなど株価が数十倍になる株などは、誰もが憧れますよね。
しかし、株価が本当に値上がりするかどうかは誰にもわかりません。
逆に、保有している株が大きく値下がりした場合は、そのまま持ち続けてインカムゲイン(配当)をもらいながら、株価の回復を待つことになります。
これを世間では「塩漬け」といってあまり良いこととは見なしていません。

最終的に株価が戻らず、売却した場合には、キャピタルロスが発生してしまいます。

キャピタルゲイン狙いの投資は、安定的な収入を見込めるインカムゲイン狙いの投資に比べて、一攫千金は狙えるものの不確実な投資方法です。

 

インカムゲインのメリット・デメリット


インカムゲイン狙いの投資家は、配当や株主優待を重視します。
キャピタルゲイン狙いの投資より短期的な収益は低くなりますが、持ち続けることで、継続的に配当を得ることができます。
インカムゲインを狙うデイトレーダーなどいないように、長期投資に向いている投資方法です。
マスコミ受けは非常に悪いです(笑)。

ただし、インカムゲインを狙う際に注意が必要なのが「配当利回り」です。
株価の低迷で高い利回りとなる銘柄に注目が集まっています。雑誌などでも「高配当ランキング」を見かけることがありますよね?
しかし、配当利回りは株価が安ければ計算上は高くなります。

株価が安いのは、業績が悪化しているか、または不祥事などで株価が下がっている可能性があります。
利回りは昨年度の配当で計算されているので、業績悪化による減配や無配は今年度で追いつく可能性もあります。

 

最後に


いかがでしたでしょうか?
私は不労所得を得るためにインカムゲインを狙っていますが、これは人それぞれなので正しい方法はありません。

インカムゲイン・キャピタルゲインいずれを狙う場合でも、しっかりと業績をしらべて買うことが必要です。
情弱はいつも損をします。

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