みなさん貯金はしていますか?
私はあまりしていません。
投資を勧めている身からして、貯金の額は知れています。
低金利時代に貯金は意味をなしません。もちろん直近で必要な額は用意する必要がありますが、それ以上はただ腐らせるだけです。
SMBCコンシューマーファイナンスの調べでは
「0万円(貯蓄ができていない)」が23.1%となったほか、「1万円~50万円以下」(24.6%)にも回答が集まり、100万円以下までの合計は60.5%。貯蓄額が100万円以下という人が多数派となっています。
100万円以下が60%も居るのは驚きです。
また、「500万円超~1千万円以下」(8.0%)や「1千万円超」(9.8%)との回答もそれぞれ1割程度みられます。
同2018年の調査結果と比較すると、貯蓄ができていない人(「0万円」)の割合は、2018年17.1%→2019年23.1%と、6.0ポイント増加しています。
また、貯蓄額の調整平均は2018年247万円→2019年195万円と、52万円減少しています
。
貯蓄ができていない人が増え、貯蓄額が減っていることから、30代・40代では貯蓄にあてるお金を消費にまわしたという人が増えたと思われます。
年代別にみると、30代では2018年198万円→2019年194万円と大きな変化はみられなかったのに対し、40代では2018年316万円→2019年196万円と、120万円の減少となっています。
どのくらいの貯金があればいい?
アンケートでは、どのくらいの貯蓄があれば安心だと思えるか聞いたところ「500万円超~1千万円以下」(18.1%)に最も多くの回答が集まりました。
また「3千万円超~5千万円以下」(16.8%)や、「2千万円超~3千万円以下」「5千万円超~1億円以下」(同率15.4%)にも回答が集まり、平均額は5,214万円となりました。
まあ、それだけあれば安心できるでしょうが、年収に相当する金額を貯金するとなると10年以上は掛かりそうです。
まら、同様の質問を行った前出の20代の調査結果を利用し、平均額を年代別に比較すると、20代4,026万円、30代4,955万円、40代5,473万円と、年代が上がるにつれて金額が高くなる傾向がみられたというのです。
要するに、若いうちはお金がなくても「なんとかなる」と考えがちですが、歳を取るとお金がないことは不安につながる訳です。
私も年をとってきているので、実感しているところですね。
結局は投資をする必要がある
年収を超える貯金は一朝一夕にはできません。
爪に火を灯す節約を行っても10年程度はかかるでしょう。
それだけ生活費はかかるのです。
収入を最大化するには、「仕事を頑張る」や「節約する」だけでは足りません。
所詮は一馬力に過ぎないです。
一人で難しいなら他人の力を借りる必要があります。
そう、投資です。
投資は企業のオーナーになることで、その企業で働く人すべてがあなたのパトロンです。
労働収入には上限がありますが、不労所得には上限がありません。
働いてお金を得るのではなく、お金を働かせて収入を増やすのです。