ahamoが2480円に値下げという報道が出ました。
NTT株主としては無視できない事態です。
今回はahamoについて思うところを話します。
消費者としては歓迎だが・・
単純にイチ消費者として携帯料金の値下げは歓迎です。
このブログでは常に言ってきていますが、固定費は下げるに越したことはありません。
値下げの理由もハッキリしています。
PovoやLINEMOに対抗する為です。
しかし、対抗する必要があるのでしょうか?
ドコモはキャリア3社ではトップクラスの通信網を持っています。
auやSoftbankに比べて繋がりやすさは群を抜いています。
それ故に、確かなブランドを確立しているのです。
株主としては値下げは反対
ドコモは消費者に対して確かなブランド力を持っています。
わざわざ値下げをしなくても、一定数の契約を見込めるはずです。
そもそも値下げをしなければ離れる人は、長期的に契約を見込めません。
はじめからターゲットにするべきではないのです。
ドコモを信頼して契約をしてくれる人を大事にしたほうが、長期的には利益を見込めます。
最後に
総務省から始まった一連の値下げ競争ですが、通信会社にとっては試練となっています。
途中までは「ドコモ一人勝ち」と思われていましたが、ここに来て値下げ競争に参加する姿勢を見せました。
値下げは収益を下げるだけで、ブランド力のあるドコモがこれに参加する意味はないと思います。
ここは王者の風格を見せて、どっしりを構えてほしいものです。
訂正
その後、3/1の記者会見でahamoが2700円になると発表がありました。
これってなんの為ですか?
povoやLINEMOへのけん制にもなっていないし、単に280円取りこぼしただけですよね?
井伊 社長、大丈夫ですか?