株式投資でアーリーリタイア

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4%ルールはアーリーリタイアに適用てきるのか

ルールブック


私は、株式配当でアーリーリタイアを目指しています。
リタイア後の生活費は配当から得る予定です。
連続増配銘柄に投資することで、年数が経つほどリッチな生活ができる予定です。

しかし、不労所得を得るには配当以外にも手段があります。
それが「4%ルール」と呼ばれるものです。

4%ルールがどんなものか解説していきますね。

 

 

4%ルールとは?


4%ルール、別名「トリニティスタディ」と言います。
トリニティ大学(テキサス)の3人の教授が研究したものなので、そう呼ばれています。
少し古い研究なのですが、1998年に発表されたものです。

 

『資産の内、どれくらいの株と債券の割合で、どれくらいお金を引き出せば、どれくらいの期間お金がつきないのか』を確率(%)で示したものです。

これはアーリーリタイア後の生活を想定すると、
資産を取崩しても、どのくらいなら破産しないか?」に相当します。

資産が増える割合と、生活費で取り崩す割合のバランス維持を研究したものです。

 

トリニティスタディは、「株」「債権」「取り崩し」の割合で構成されます。

4%ルール

トリニティスタディ


ちょっと表が見ずらいとは思いますが、

見方を解説すると、横軸が取り崩す割合で縦軸が保有資産の割合です。

株式50%:債権50%」であれば、毎年5%を取り崩しても30年後まで100%破産しません
株式100%:債権0%」であれば、毎年5%を取り崩すと15年後に98%の確率で維持できます(2%の確率で破産します)。

 

いいかえれば、この表で100%となる株・債権、及び取り崩しであれば、破産はしないということです。
(あくまで机上の計算ですが)

 

具体的に計算してみましょう


たとえばリタイアした際に、総資産1億円(株式50%:債権50%)もっているとします。
総資産の内、4%の400万円を年間で引き出しても、100%の確率で30年間は破産しません。
総資産が5,000万円だったら、4%の200万円を年間で引き出しても、100%の確率で30年間は破産しません。


逆に、年間で500万円が必要であれば、
500万円÷0.04=純資産1.25億円

必要なことがわかります。

1億もあれば、普通に高配当株を買えば良い気もしますが・・・。 

 

長生きリスクがある

長生き



この研究データは30年までしかないため、40年後はどうなるかわかりません。

この手法でのアーリーリタイアを考えるなら、4%ではなく、安全に3%(またはそれ以下)で生活をした方が良さそうです。
老後にリスクを残すのは避けたいですよね。

 

最後に


資産の取り崩しでアーリーリタイアを目指すのであれば、年率7%を期待できるVOO,VTIなどが目安になってきます。
いずれにしても、資産形成は必要な訳で、まずは積立と再投資をやっていくことになります。これは配当狙いと同じです。
目指す先は違えど「道筋は同じ」ということです。

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