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東芝一部上場に復帰、東証に正義はないのか?

東証


東芝が一部上場に復帰するようです。


これはとんでもない事態です。

ご存知のように東芝は粉飾決算により、投資家の目を欺いていました。
利益の割増ならともかく、赤字黒字に見せかけるという悪質極まりないものでした。


わかりにくい方の為に一般的に例えましょう。

東証をスーパーマーケットだと思ってください。
スーパーには様々な業者が商品を卸しています。

その中の一つが賞味期限を書き換えていたとします。

スーパーは、それを知らず売ってしまったことで食中毒を出しました。


普通なら、その卸売業者は取引中止になりますよね?


しかし、そのスーパーはしばらく取引を減らしただけで、変わらずその業者から商品を仕入れ続けました。


あり得ますか?


東証一部は厳しい審査を受けた銘柄が並んでいます。
審査が厳しいのは、信頼できる銘柄を選ぶためです。

株を買った次の日に倒産するような銘柄を扱っては信用に関わります。
当然ながら、粉飾決算などもっての外です。

 

しかし、東芝はその粉飾をしてしまいました。

通常なら上場廃止になって当然ですが、なぜか2部に落ちるだけという甘々な処分で済みました。
その上、3年で一部上場復帰など到底考えられません。


私が積極的に日本株に投資しないのは、こうした「見えない力」で忖度が働くような市場だからです。

日銀が買い支えるのも問題ですが、本来いるべきでない銘柄が平気で並べられている市場には信用が置けません。
東芝一社のために、多くの真面目に決算を出している企業まで同じ扱いを受けてしまうのです。

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