シリーズ成長株の銘柄分析。
不労所得に必要な定期収入を得るため、気になる株式を分析していきます。
リコーリース【8566】の株価を分析。そして今後の見通しを予想していきます。
※不労所得を得るのが目的の為、短期的な視点では分析していません
どんな企業?
企業活動に必要な設備機器の導入支援、サービスを提供。
「リース・割賦事業」と「金融サービス事業」の2つの事業を軸に、フィナンシャルサービスを提供しています。
リース・割賦事業
顧客の設備投資に関連するリース・レンタル・割賦・クレジット等の商品・サービス。
中小企業を主な顧客層とする40万社の顧客に、平均契約単価が210万円と「少額」な契約を行ってリスク分散している。
金融サービス事業
個人向け融資、ドクターサポートローン(開業支援融資)、法人向け融資(リコーグループ向けを除く)、売掛金集金代行サービスや請求書発行代行サービス、カード事業、資産管理サービスなどの手数料ビジネスを展開。
また、介護事業者向けに介護報酬ファクタリングサービスや介護事業者向け融資を提供
現在の株価
コロナショックの影響で大きく落ちています。直近は2,917円。
長期的に見ると右肩上がりなのは、連続増配銘柄らしい傾向です。
オフィス需要の低迷が起こらなければ、株価は戻りそうです。
売上高
売上は微増しています。
今後はテレワーク増加によるオフィス事業の低迷が予想されるので、売上がどうなるかは要観察です。
コロナ収束までが短ければ大きな変化は出ないように思えます。
営業利益
こちらも売上同様安定しています。
2017年に『のれん等の固定資産の減損損失』があり、 落ち込んでいますが一時的なもの。全体としては安定傾向です。
大きな利益を上げられない代わりに、大きな減少もない。長期保有するには安心できる銘柄です。
ROE(株主資本利益率)の推移
10%が合格ラインですが、届いていませんね。
日本企業にはよくあることですが、株主資本をもっと有効に使ってもらいたいです。
EPS(1株利益)の推移
利益に連動した動きになっています。 振れ幅としては大きくはないです。
2019年に自社株買いを行ったことで伸びが見られます。
いいですね。
配当の推移
24年連続増配しています。
コロナショックの影響次第ですが、配当性向を考えると、2020年度も増配と見て良いでしょう。
配当性向の推移
上がっては来ていますが20%台なので、まだまだ増配の余地はあります。
特に不安はないですね。
所感
花王に次ぐ連続増配で有名なリコーリースですが、やはり安定しています。
コロナショックでオフィス需要がどうなるか次第ですが、配当に影響するようなことは考えにくいです。
この銘柄は買いですね!
オマケ情報ですが、株主優待でQUOカードがもらえます。