転職市場に置いてリミットと言われるのは35歳。それを過ぎれば市場価値は低いと言えます。
近年、メガバンクや家電メーカーなどによる希望退職がニュースになっているように45歳以上は市場価値はおろか自社でも価値を見出してくれません。
それどころか高給取りの金食い虫扱いです。
スキルのないサラリーマンが45歳で社外に放り出されると、転職どころではありません。退職金割増では割に合いません。
今回は45歳早期退職について考えて見たいと思います。
会社依存の危険性
高度成長期であれば、一旦入社したら定年まで働き続け60歳で定年を迎える。
その間にマイホームのローンを抱え、退職金で一括返済する。そんな時代は終わったのです。
現在は大手企業が45歳早期退職を始めており、転職が当たり前になったように10年もあればリストラが普通の世界が来るでしょう。
企業も費用対効果の出せない40代社員を雇い続ける余裕がなくなって来たのです。
今30代以下の方は安心できる環境ではありません。いざ自分がリストラ対象になった場合に備えておく必要が在ります。
リストラへの備え
40代になると行動が固定されてしまい、新しいことを始めることが難しくなります。
つまり、リストラ対象になってから行動したのでは遅いのです。
30代の内に手を売っておく必要があります。
具合的には
・転職できるスキルを身につける
・働く必要のない環境を用意する
それぞれ解説していきます
転職できるスキルを身につける
40代もしくはもっと若い内に一生稼げるスキルを身につける必要が在ります。
スキルとは社内でしか通用しないコネや資格ではありません。社外から見て必要なスキルです。
設計や営業スキル等どこの企業でも使えるスキルを身につけることで、年齢に関係なく転職できるでしょう。
働く必要のない環境を用意する
「転職できるスキルが身につけそうもない」と考えるなら、働く必要のない不労所得を資産運用で得る必要が在ります。
いわゆるベーシックインカムに似た考えです。私はこちらの考えです。
生活費全額が難しければ、半分でも収入があれば転職で選べる幅が広がります。
今すぐ行動を
備えは人それぞれだと思いますが、共通して言えることは「今すぐ行動を!」です。
リストラが迫ってから行動しても間に合いません。30代の内に、できれば20代から備えておきたいです。
例に上げた準備は少なく見積もって10年はかかります。にわかスキルで転職や不労所得は叶いません。
現実を受け入れて、しっかりと準備を始めましょう。